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オレ様化した教師たち

オレ様化する子どもたち (中公新書ラクレ)
要するに「ベテラン教師」による学校弁護&親子批判の本。
この手の本は決まって特徴がある。
学校の内部から社会を見て、それをわかった気になっていること。
子どもよりも自分たちが行っている教育こそが大事なのだと考えていること。

教育の混乱は柔軟性の欠けた学校制度を中心にしてしか子ども・社会を見ることが出来ない教育者たちと、学校に入れておけばまともな大人にしてくれるのだ、と思い込んだ自称常識的な大人たちによってつくられてきた歪みである。
引用元:オレ様化した教師たち
オレ様化する子どもたち (中公新書ラクレ)
モンスター・ペアレントを「人」ではなく、人が一時的にとらわれる「状態」だと見なした点がとてもいい。「状態」であれば、そうならないように注意したり、そこから抜け出したりもできるからだ。

その鍵として、著者があげるのが「論理的思考」の鍛錬でなく、「感情のキメ細やかな言語化」だというのもいい。その根拠は理論的に書かれておらず、著者の経験から来た直観でしかないと思うが、わたしもその意見に賛成する。怒りにいたる感情をつぶさに追えば、自分にある落ち度を覆い隠そうとしていたり、自分に自信がないからこそ攻撃的になっていたりすることなどにも気づけそうだからだ。からだレベルの低次な感情ではなく、ことばによってコントロールされた知的な感情へ。著者には、家庭や学校での感情教育法の新分野を開拓してほしい。
引用元:

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